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<<   作成日時 : 2009/04/08 19:32   >>

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銚子の出直し市長選、休止した病院の元医師が出馬へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090408-OYT1T00724.htm
画像 千葉県銚子市立総合病院の休止を巡る住民投票で市長が失職したことに伴う出直し市長選(5月10日告示、17日投開票)に、同病院の元医師で、千葉科学大准教授の松井稔氏(45)が出馬する意向を固めたことが8日、わかった。
 近く記者会見して正式に表明する。
 松井氏は読売新聞の取材に、「病院休止で苦しんだ患者さんの声を市政に反映させる。独立行政法人方式で病院を再建したい」と話した。
 同市長選を巡っては、市長解職請求(リコール)を推進した市民団体代表の茂木薫氏(58)が既に出馬を表明。失職した岡野俊昭前市長(63)は態度を明確にしていない。
(2009年4月8日15時52分 読売新聞)
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銚子市長出直し選 リコール運動代表出馬へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090402/CK2009040202000089.html
2009年4月2日
 銚子市立総合病院の休止問題で、岡野俊昭前市長(63)のリコール(解職請求)運動を進めた市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」代表の茂木薫氏(58)は一日、市長失職に伴う市長選に、無所属で立候補する意向を表明した。市長選への出馬表明は茂木氏が初めて。
 茂木氏は「市の医療体制は非常事態。一日も早くこの状況を回復し、市民が安心して暮らせる街に再生したい」と決意を述べた。
 政策としては、病院を公設で再開することを最優先に財源を確保。そのため、事業の優先順位を明確にして財政の健全化を進める。また、情報公開を徹底し、重要な政策決定では市民の意見を尊重するとしている。
 同会は「診療休止は公約違反」として署名を集め、リコール是非の住民投票を実現させた。先月二十九日の投開票で、解職への賛成票が過半数となり岡野前市長は失職した。 (宮崎仁美)
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「何とかしよう銚子市政」市民の会
http://nantokasiyou.blogspot.com/

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自治体病院 広がる危機 銚子市長リコール成立 他病院 患者殺到で『もう限界』
2009年3月30日(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090330/CK2009033002000108.html
リコール成立を喜び涙ぐむ市民ら=銚子市で
 二十九日に投開票された銚子市の岡野俊昭市長(63)に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票は、市立総合病院休止への市民の怒りが原動力となった。リコール運動は全国の注目を集め、住民にとって自治体病院がいかに大きな存在であるかを再認識させた。しかし、自治体病院の経営難や診療科の休止は同市にとどまらず、県内各地で表面化し、一部の病院には患者が殺到。現場では「もう限界」との声が強まっている。
 「どこを見ても“焼け野原”だ」。国保旭中央病院(九百五十六床)の伊良部徳次副院長(59)は周辺の医療状況をそう表現した。
 旭中央病院は、三次救急など県北東部で中心的な役割を担う。昨年九月末の銚子市立総合病院の休止後は、行き場を失った患者の受け入れ先の一つとなってきた。
 伊良部副院長によると、状況が目に見えて変わったのは医師不足の原因といわれる医師臨床研修制度が始まった二〇〇四年度から。周辺の病院の機能が低下し、旭中央病院に患者が殺到し始めた。
 病床利用率は95−98%と、常にベッドに空きがない状態。入院日数を平均十二日ほどに短縮して回転を早めているものの、限界がある。入院が必要と診断した救急患者を入院させられず、別の病院に移送するケースも増えているという。
 現状を打開しようと、周辺病院に常勤医や外来応援として延べ約四十人の医師も派遣。だが、根本的な解決にはならない。伊良部副院長は「病院の体力はさらに落ちて、もっと悪くなるだろう」と指摘し、国の早急な対策を切望している。 (宮崎仁美)
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銚子市の市立総合病院390床、財政難で休止
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080930-OYT8T00330.htm
休止する銚子市立総合病院から、最後に残った入院患者が転院した(25日)
 千葉県銚子市の市立総合病院(393床)が財政難のため、30日を最後に休止する。これだけの規模の自治体病院が行き詰まったケースはあまり例がない。市は医師不足を招いた国の施策を非難するが、市の経営姿勢こそ問題との指摘も出ている。
 再建の見通しが立たない中、転院を強いられた患者から不満の声が噴出している。(社会部 小林直貴、千葉支局 木村勇、赤津良太)
医師激減「万策尽きた」
 「頼りにしていたのに、転院先探しに困った人は多い。再就職が決まらない職員もいる。患者も職員も放り出された」。病院存続を求め、4万人以上の署名を集めた市民団体代表の金秋陸夫さん(62)は怒りを隠さない。
 同病院では、7月初めに166人いた入院患者については、今月25日までに市内外の病院に転院してもらった。きょう30日には、16診療科のうち、外来診療を続けている小児科、眼科、精神神経科、脳神経外科の予約患者に「最後の診療」を行う。
 大きな懸案として残ったのは、外来1000人を抱える精神神経科の患者の行き先だ。地域の受け皿が足りず、多くの患者に、医療機関名が空白のままの紹介状を渡す事態になっていた。「このままでは大量の医療難民が発生する」という患者の家族たちの声を受け、市は急きょ、県などの支援で10月から、精神科の民営診療所を病院内に暫定的に設置することにした。
 同病院元職員の竹内龍雄さん(80)は脳神経外科に入院していた妻(78)を市内の民間病院に転院させた。「慣れた病院にいたかった。市はもっと早く手を打てなかったのか」と首をひねる。
 95歳の母親が入院していた野口ひろ江さん(60)は納得いく転院先が見つけられず、今月13日から自宅で母親に付きっきりで介護している。「朝夕にチューブで入れる食事に6時間かかる」と野口さんは苦労を口にする。
 市は今後、医療法人などに経営を代行させる「公設民営」や、民間譲渡での再開を目指すが、道のりは険しいとの見方が大勢だ。
市側主張 日大が医師引き揚げた 大学側反論 希望者がいない
 「万策尽きた」。岡野俊昭市長は休止を発表した7月7日の記者会見でそう語り、日大の医師引き揚げが大きな要因と主張した。
 同病院は日大医学部の関連病院で、2006年4月時点で常勤医35人中28人が日大出身だった。今年4月は13人中7人。日大出身者が2年で4分の1に減ったことが常勤医減に直結した。医師減少で患者も減り、収益は03年度の約37億円から07年度は約20億円に。
 とどめを刺したのが「医師引き揚げ」と言う市は、04年に国が導入し、地方の医師不足を加速したとされる新臨床研修制度にも批判の矛先を向ける。
 しかし日大の片山容一・医学部長は「引き揚げたのではなく、派遣期間を終えた医師の後任を補充できなかった。銚子に行きたい人が見つからなかった」と反論する。50以上ある関連病院への医師派遣は1〜2年単位で、本人の希望を優先するといい、「将来展望がない、との評判が立てば誰も希望しなくなる。市の責任こそ問われるべきだ」と指摘した。
 市も、医師の手当引き上げや全国自治体病院協議会の紹介などの新ルート開拓を試みたが、休止への流れは止められなかった。協議会の紹介で昨秋着任した松井稔医師(44)は「経営努力を感じなかった。健康診断を重視するなど地域病院としての方向性を示す手もあった」と語る。
 全国に約1000か所ある自治体病院の75%は赤字。伊関友伸・城西大准教授(行政学)は「自治体病院の崩壊が一気に進むとは思わないが、大学病院に頼ればいい時代でなくなった今、将来展望がなく、医師の待遇改善に消極的な病院から徐々に傾いていくのでは」と予測する。
 新臨床研修制度 導入前は新卒研修医の多くが大学病院に残ったが、導入後は原則自由に研修先を選べるようになり、都市部の一般病院を選ぶケースが増えた。03年度は研修医の72・5%が大学病院に在籍していたが、05年度以降は40%台。人手不足となった大学病院が各地の病院に派遣していた医師を引き揚げ、地方の病院の医師不足を加速させたとされる。
(2008年9月30日 読売新聞)

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