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zoom RSS 診療報酬改定のゆくえ 「中医協の意見書」密室で決裂

<<   作成日時 : 2009/12/10 19:49   >>

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「中医協の意見書」が密室で決裂、問われる国民代表
ロハス・メディカル 新井裕充 (2009年12月10日 04:12)
http://lohasmedical.jp/news/2009/12/10041237.php
 診療報酬の引き上げを求める声は、国民を代表する立場の公益委員には届かなかった。約2時間の密室協議の末、公益委員は「中医協として診療報酬改定についての意見を(厚生労働大臣に)具申することは行わない」との決定を下したが、診療側からは「1号(支払)側の意見を公益委員が採り入れた」など不満の声が上がっている。(新井裕充)
 中央社会保険医療協議会(中医協)は12月9日、来年度の診療報酬改定について厚労大臣に提出する意見書について議論した。
 2号(診療)側は「医療費全体の底上げ」を意見書の結論に加筆することを要望したが、1号(支払)側が断固として拒否。このため、審議を約2時間中断して別室で公益委員と両側がそれぞれ協議したが決裂、今回は中医協としての意見を提出しないことに決定した。
 会議終了後、診療側委員は緊急会見を開き、「医療崩壊がさらに進行することを危惧する」などの声明文を発表。嘉山孝正委員(山形大学医学部長)は「1号(支払)側の意見を公益委員は採り入れた」とした上で、次のように述べた。
 「問題は、公益委員が2つの意見をまとめて、あるいは調停して、結論として何を出すか。ところが、公益委員が出してきた意見では我々の意見がすべて退けられて、『結局、(医療費を)上げないよ』という従来の政策の中身を採り上げたということ。公益委員は国民の目線であるべきだから、我々としては『非常に遺憾である』と考えている」
 鈴木邦彦委員(茨城県医師会理事)も「我々としては(意見書の)文章の結論部分に『診療報酬全体を引き上げる』ということを入れてほしいと要望したが、『それは認められない。結論の所に診療報酬上の引き上げは入れられない』ということだった。『結論部分に入れていただきたい』というのが我々の譲れない要望なので、それで『不成立』ということにされた」と不満を表した。
 邉見公雄委員(全国公私病院連盟副会長)は「やはり全体の医療費の底上げがなければ、また同じことが続くんじゃないか」と状況悪化を懸念。西澤寛俊委員(全日本病院協会会長)は、「(意見書は)非常に影響が大きい。もし、ここで診療報酬全体での引き上げを書き込んでいただければ、内閣府で決める改定率にかなり良い影響を与えることができたんじゃないか」と悔やんだ。
 公益委員が示した意見書案では、「我が国の医療は厳しい状況に置かれている」、「更なる取組を進めていくことが必要であること、という基本認識については意見の一致を見た」と指摘している。とすれば、現状を改善すべく医療費全体の底上げを求める意見書をまとめることもできたのではないか。
 厚労省の担当者は会議終了後のブリーフィング会見で、「公益側が全部潰したということではない」と述べているが、密室協議のため事実関係は闇の中。国民の目が届かないところで決まる構造は今までと何ら変わりがない。

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中医協 意見書取りまとめず
http://www.nhk.or.jp/news/k10014298311000.html
12月9日 17時50分
画像 医療機関に支払われる診療報酬を審議する中医協・中央社会保険医療協議会が開かれ、診療報酬の引き上げを求める医療機関側と、これに反対する健康保険組合などが対立して結論が出ず、10年ぶりに厚生労働大臣への意見書を取りまとめないことになりました。
 9日に開かれた中医協の中で、来年度の診療報酬の改定について、医療機関側は、「病院の経営状況の悪化は深刻で、このままでは医療体制は破たんする」として、診療報酬全体を引き上げるべきだという中医協としての方針を厚生労働大臣に提出する意見書に盛り込むよう強く求めました。これに対し、健康保険組合や日本経団連など医療費を支払う側は、「景気が低迷するなか、保険料負担の増加につながる引き上げを行うべきではない」と反対し、結論が出ませんでした。このため、中医協は、厚生労働大臣への意見書を取りまとめないことになりました。厚生労働省によりますと、中医協が意見書を取りまとめないのは、平成12年度の診療報酬の改定の時以来、10年ぶりだということです。ただ、長妻厚生労働大臣は、9日の中医協の議論も踏まえ、医療体制の再構築のため、診療報酬全体の引き上げを目指す必要があるという見解を文書であらためて公表し、今後、財務省と調整を進める考えを示しました。

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診療報酬改定、産科・小児科医の負担軽減へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091208-OYT1T01155.htm
 厚生労働相の諮問機関である社会保障審議会医療保険、医療各部会は8日、来年度診療報酬改定で〈1〉医師不足が深刻な産科、小児科、救急医療の再建〈2〉激務が指摘される病院勤務医の負担軽減――を重点課題とする基本方針をまとめた。
 産科、小児科、救急医療を適切に提供できる体制を充実させるため、小児や妊婦の救急患者を受け入れる医師の活動を診療報酬で適切に評価することなどを求めている。ただ、診療報酬全体の引き上げ、引き下げの方針は明記しなかった。
 診療報酬改定は来年度予算編成の焦点で、財務省は3%程度の引き下げを求めている。長妻厚労相は8日の記者会見で「総額でプラスという考え方に変わりはない」と述べ、近く具体的な引き上げの数値を示す意向を明らかにした。
(2009年12月8日20時44分 読売新聞)

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診療報酬改定の基本方針を正式決定
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25525.html
 厚生労働相の諮問機関である社会保障審議会医療部会と医療保険部会は12月8日、来年度に実施する診療報酬改定の方向性を盛り込んだ基本方針を正式決定した。
 厚労省案をベースに「救急、産科、小児、外科等の医療の再建」と「病院勤務医の負担の軽減(医療従事者の増員に努める医療機関への支援)」を重点課題に掲げたほか、これ以外に「充実が求められる領域」として、がんや認知症医療、新型インフルエンザなど感染症対策、肝炎対策のほか、精神科入院医療や歯科医療を列挙。
 また、後期高齢者医療制度の廃止に先行して、75歳以上を想定した診療報酬体系については廃止や年齢区分の見直しをする方針を示している。
 一方、来年度報酬改定の基本認識として、「配分の見直しのみでは医療危機を食い止めることは困難なところまできているので、今回は医療費全体の底上げと配分の見直しの両者により対応すべき」との意見を新たに加えるなどした。

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中医協、日医執行部外して新メンバーで審議開始
http://kurie.at.webry.info/200910/article_35.html
医師不足による産婦人科と小児科の診療休止急増
http://kurie.at.webry.info/200710/article_38.html

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内 容 ニックネーム/日時
医療崩壊が叫ばれて久しい
診療報酬が微増されたが医療機関の自腹分をちょっと修復したに過ぎない姑息なものでたいした効果は無い
そもそも医療には人道論議で金取らないのが当たり前のような福祉理論でかこつけて薬など企業が儲けられるとこは自由化民営理論にして医療から切り離していってるのだから
戻されたといえ小泉政権下の医療費2000億削減で壊滅的な医療崩壊が
病院から医者も患者も叩き出され
そして患者の身勝手な自己中がクレマーを増殖させ
今回の詳細な医療明細提示でさらなる医療の疲弊が進むことが危惧されているhttp://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-1273.html
患者さんの感覚自体疲弊してしまっていては
多少医療費など改革してもこの悲惨な医療崩壊はすでに回復できないとこまで来ているのでは
医療だけでない日本のアメリカ化は浸透している
日本人の酒肴がマクドナルドバガーなんだから
悲観の世界.........命を粗末にするこの国の人......
無病息災
2010/02/04 14:59

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