日本脳炎流行の危険性増加/デング熱・西ナイル熱

日本脳炎、ウエストナイル熱(西ナイル熱)、デング熱とも、似た原因ウイルス-フラビウイルス科-によるものであることがDNA系統樹からわかる。いずれも蚊を介して伝染する。
特に日本脳炎とウエストナイルは似ているので、抗体の交差反応を起こす。また、日本脳炎ワクチンのウエストナイルウイルスに対する防御効果の論文もある(マウスを使った実験である程度の効果あり)。
東南アジアでデング熱が流行している。
米国ではカリフォルニア州でウエストナイルウイルスにより今年既に死者が出ている。

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日本脳炎 流行の危険性増加
http://kurie.at.webry.info/200707/article_29.html
蚊が狙ってる!/日本脳炎の予防に関する啓発ポスター
http://kurie.at.webry.info/200707/article_41.html
ウエストナイルウイルス(国立感染症研究所)
http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/WNVhomepage/WN.html
West Nile virus
http://www.cdc.gov/ncidod/dvbid/westnile/index.htm
Dengue Fever
http://wwwn.cdc.gov/travel/yellowBookCh4-DengueFever.aspx
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Wikipedia より
ウエストナイル熱
感染:ウエストナイルウイルスの増幅動物は鳥である。鳥からの吸血時にウイルスに感染したイエカやヤブカなどに刺されることで感染する。米国で感染が確認された鳥類は、220種類以上におよぶ。特にカラス、アオカケス、イエスズメ、クロワカモメ、メキシコマシコなどで高いウイルス血症を呈する。通常、人間同士の直接感染は起こらない。ただし、輸血と臓器移植は例外である。
症状:感染者のうち80%は症状が現れない(発症率は20%)。3~14日後に発症し、発熱・頭痛・咽頭痛・背部痛・筋肉痛・関節痛が主な症状である。発疹・リンパ節が腫れる・腹痛・嘔吐・結膜炎などの症状が出ることもある。感染者の0.6~0.7%(発症者の3~3.5%)がウエストナイル脳炎を起こす。
ウエストナイル脳炎:中枢神経系の症状が出現し、激しい頭痛・高熱・嘔吐・精神錯乱・筋力低下・呼吸不全・昏睡などで、死に至ることがある。不全麻痺・弛緩性麻痺が認められることもある。

デング熱
デング熱 は、ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介されるデングウイルスが病原体の感染症。デングウイルスの型は1類から4類まである。潜伏期間は普通4日から7日。
デング熱は、一過性の熱性疾患で、東南アジア、インド、中米、南太平洋などに広く分布する。突然の発熱、頭痛、眼窩痛、筋肉痛、関節痛を伴う。食欲不振、腹痛、便秘を伴うこともある。発症後3~4日後より胸部から非特異性の発疹が出現し、四肢、顔面へ広がる。四肢にかゆみを伴うことが多い。こういった症状は通常3~7日程度で消失し、回復する。
デング出血熱:デング熱とほぼ同様に発症するが、特に流行地の小児において、発熱後、下血や出血を主とする重篤な致死的病態を示す。同じ型のデングウィルスには感染することは無いが、異なる型のデングウイルスに再び感染した場合にデング出血熱になる確率が高い。

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東南アジアでデング熱猛威、死者続出 蚊が大量発生、最悪の流行も
2007年7月17日(火)03:32 産経新聞
 【バンコク=岩田智雄】東南アジアでデング熱が猛威を振るい、カンボジアやタイで死者が相次いでいる。今年は雨量が多く、ウイルスを媒介する蚊が大量に発生しているのが原因とみられ、過去最悪の流行になる可能性も指摘されている。
 タイ保健省の15日の発表によると、同国では今年1月から今月7日までの約半年間で、感染者が2万3653人に達し、21人が死亡した。感染者は昨年と比べ、約30%増加しているという。
 また、カンボジアでも今年半年間の感染者が1万4986人、死者は182人にのぼり、昨年1年間の死者数(116人)をすでに上回っている。同国政府と世界保健機関(WHO)は14日、「この傾向が続けば最も深刻なケースになる」とする声明を発表。「蚊の幼虫を駆除する消毒剤を購入するため、50万ドル(約6100万円)が必要」だとして、国際社会に緊急支援を要請した。
 このほか、この半年間の東南アジア諸国での感染状況は、ベトナムで感染者2万1000人以上、死者は23人。シンガポールで感染者4029人、死者は3人にのぼっている。ミャンマーでは30人が死亡しているもようだ。

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