トヨタ式リスク管理強化

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部品メーカーの中越沖地震被災により自動車生産停止/リケン ピストンリング
http://kurie.at.webry.info/200707/article_35.html

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トヨタ自動車のクルマを造る生産方式は、「リーン生産方式」、「JIT(ジャスト・イン・タイム)方式」ともいわれ、今や、世界中で知られ、研究されている「つくり方」です。「お客様にご注文いただいたクルマを、より早くお届けするために、最も短い時間で効率的に造る」ことを目的とし、長い年月の改善を積み重ねて確立された生産管理システムです。
トヨタ生産方式は、「異常が発生したら機械がただちに停止して、不良品を造らない」という考え方(トヨタではニンベンの付いた「自働化」といいます)と、各工程が必要なものだけを、流れるように停滞なく生産する考え方(「ジャスト・イン・タイム」)の2つの考え方を柱として確立されました。
「自働化」と「ジャスト・イン・タイム」の基本思想によりトヨタ生産方式は、1台ずつお客様の要望に合ったクルマを、「確かな品質」で手際よく「タイムリー」に造ることができるのです。

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トヨタ社長、単独発注のリスク管理強化の方針
http://www.asahi.com/business/update/0723/TKY200707230646.html
2007年07月23日23時39分
 トヨタ自動車の渡辺捷昭社長ら首脳陣は23日、中越沖地震後初めて記者会見した。部品メーカーの被災によって生産全体に大幅な遅れが出たことを踏まえ、リスク管理を強化するとともに、部品メーカーにも協力を要請する方針を明らかにした。
写真記者会見するトヨタ自動車の渡辺捷昭社長=23日
 渡辺社長は「生産ラインが止まることを恐れてはいけない。問題はいかに復旧を早めるか。どういう手を打てば傷が早く治るかという過去の教訓が生かされた」と述べた。
 異常が起きたらすぐにラインを止めるという伝統によって操業がスムーズに再開できたとし、在庫をできるだけ少なくする「かんばん方式」を改める必要はないとの考えを示した。
 渡辺社長はまた「地震発生後、(生産全体を止めてしまうような)リスクがある部品はどんなところに集中しているか、再点検している」ことを明らかにした。
 リスク分散の手法について内山田竹志副社長は、記者団に対し「1部品を複数の会社に発注するやり方があるが、中核部品については、仕入れ先(部品メーカー)に分散して作ってもらうようお願いする」との方針を示した。
 ただ、コストダウンを常に突きつけられる部品メーカーは経営体力が弱く、現実には工場の分散立地は難しいところが多いとみられる。

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リケンに一時、水を優先供給
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=1495
 中越沖地震による断水で操業が一時停止していた柏崎市の自動車部品メーカー「リケン」が23日に操業を再開した際、同社への水道供給を優先するため、同市が周辺の住宅地に通じる水道管を一時閉めていたことが、27日までに分かった。
 同市ガス水道局によると、リケンの周辺では22日までに給水が再開。23日には同社への供給も始めたが、急増した需要に供給量が追いつかず、各地の水道の水圧が低下した。市はリケンへの供給を優先し、24日午前まで周辺の住宅地に通じる水道管のバルブを閉鎖。一部の住宅で水の出が悪くなった。
 市は「リケンには多くの関係事業者があり、閉栓は市全体のことを考えての措置だった」と説明。周辺の住民からは「柏崎にとって大事な企業。関係者も多いし仕方がない」「住民も水は必要。企業優先はおかしい」などの声が出た。
新潟日報2007年7月27日

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リケン、分散生産でリスク回避
http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=1716
 自動車部品大手のリケン(東京)は27日、柏崎事業所(柏崎市)で集中生産するエンジン部品のピストンリングについて、他工場への分散生産を検討していることを明らかにした。同社は「リスク管理の意味から(工場分散の)可能性を探っている」としている。
 中越沖地震では同事業所が被災し、操業が停止。部品供給が途絶え、自動車メーカー全12社が一時生産休止に追い込まれる事態になったため、分散化で災害などの非常時に備える。
 配管部品を製造する熊谷事業所(埼玉県熊谷市)にピストンリングの生産ラインを設置することや、中国、米国の工場で国内と同品質の製品を生産できるよう新設備の導入なども検討する、としている。
 リケンは「(分散化は)グローバルな供給体制構築という意味で検討している。今後も柏崎事業所が生産のメーンであることは変わりない」と強調している。
 子会社の日本メッキ工業(柏崎市)は「リケンから具体的な話はない。今は震災復旧と納期に遅れないよう生産するのが第一だ」と話していた。
 リケンはピストンリングの国内シェア5割を占める。今回の自動車各社の生産休止で部品を1社へ集中発注するリスクが表面化。今後、部品メーカーは生産の分散化を進める一方、自動車メーカー側も部品調達先の複数化や在庫の積み増しなどを迫られそうだ。
新潟日報2007年7月28日

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