世界最大の原発基地・柏崎刈羽原発を直下型地震が襲う!(8)/鳥越断層連続、M8級地震の可能性も

新しい余震観測データに基づく2007年新潟県中越沖地震の地質学的解釈
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/niigata20070716/satow2.htm
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本震に関連した余震分布は、約40度前後の西傾斜で地下15kmほどまで広がっており、その浅部延長は海岸沿い正のブーゲー異常帯の東翼部とよい一致を示す。これらの構造の特徴は、本震を引き起こした40度程度西に傾斜する断層の運動の累積によって、海岸沿いの隆起帯が形成されて来たことを示している。また、この断層の浅部延長は堆積層中の層理面を利用した低角度の断層によって東方に伝搬し、断層起因褶曲が形成され、その東翼に鳥越断層が位置している可能性が高い。今後、推定震源断層と活断層との関連を明らかにする調査が必要である。
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世界最大の原発基地と活断層/柏崎刈羽原発・長岡平野西縁断層帯
http://kurie.at.webry.info/200707/article_31.html
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震源と「鳥越断層」連続か、M8・0級地震の可能性も
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070728i401.htm
 新潟県中越沖地震を起こした海底断層が、越後平野南部にある「鳥越断層」と連続している可能性が高いとする解析結果を、東京大地震研究所の佐藤比呂志教授らが27日まとめた。
 政府の地震調査委員会は、鳥越断層を比較的活動度が高いと位置づけており、同断層を含む「長岡平野西縁断層帯」全体が活動した場合、マグニチュード8・0の大きな地震を起こす可能性があるとしている。今回、中越沖地震が起きたことで、鳥越断層周辺の詳しい調査が求められそうだ。
 佐藤教授らは中越沖地震の余震分布と地質構造などを分析、日本海海底下の北西深部から南東の地上方向に斜めにのびる震源断層の一部は陸域まで及び、鳥越断層と連続している可能性が高いとの結果を得た。
 長岡平野西縁断層帯は、新潟市の沖合から小千谷市にかけて南北方向に延びる長さ約83キロの断層帯で、複数の断層からなる。断層の一部は柏崎刈羽原発から10数キロの所にも走っている。
 17日の地震調査委員会では、今回の地震はこの断層帯が動いたものではないとしていたが、その後、断層の向きが当初の推定と逆だとする見解が出るなど、新たな状況になっている。
 地震研の平田直教授は「より詳細な検討が求められる」と話している。
(2007年7月28日3時7分 読売新聞)

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断層は西傾斜、国土地理院が発表 中越沖地震
http://www.asahi.com/special/070716/TKY200707270037.html
2007年07月27日09時56分
 国土地理院は26日、新潟県中越沖地震を起こした断層が二つあり、いずれも西に下がった逆断層と推定できると発表した。断層の上端部は東の陸地側となり、深さは約1.2キロと浅い。地震を起こした断層が、被害を受けた東京電力柏崎刈羽原発の、より近くにあった可能性が出てきた。
 断層の一つは長さ約12キロ、幅約10キロで、約1.5メートルずれた。もう一つは長さ、幅ともに約10キロで約1.4メートルずれた。二つは隣り合っていると考えられた。
 これまで政府の地震調査委員会は、余震分布などから東に下がった断層を推定していた。産業技術総合研究所の解析では、そこから分岐した断層があるとの見方も示されている。
 地理院は、地殻変動の観測結果をもとに二つの断層の存在を推定した。余震分布では、比較的浅いところに西に下がっていると判断できる成分もあり、地殻変動の観測と合わせて整合性がとれるという。
 8月8日開催の地震調査委員会で報告する予定。地理院の飛田幹男・地殻変動研究室長は「内陸の断層と違い観測点が少ないため、モデルの推定は難しく、議論になるだろう」と話している。
 一方、東京大地震研究所も26日、精密な余震観測をもとに、西に下がった断層の可能性があるとの見方を明らかにした。

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中越沖地震:震源は巨大断層帯の一部か 原発の北数キロ
新潟県中越沖地震の震源断層と鳥越断層
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070728k0000m040180000c.html
 新潟県中越沖地震の震源断層が、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の北側数キロの地下で、原発北東側の内陸部にある鳥越断層とつながっている可能性があることが、東京大地震研究所の佐藤比呂志教授(構造地質学)らの研究で分かった。当初の想定より、断層が原発近くを通っている可能性があることを示す結果で、佐藤教授は「原発への影響を含め、地下構造を詳しく調べる必要がある」と指摘している。
 鳥越断層は、海岸線とほぼ並行に延び、断層面は海側に下がるように傾斜している。佐藤教授が周辺の地質構造を分析したところ、傾斜は地下深部で緩やかになり、今回の震源と推定される断層と連続している可能性があることが分かった。
 鳥越断層は、マグニチュード(M)8クラスの地震が起こる可能性が指摘されている長岡平野西縁断層帯(新潟市沖-小千谷市)の一部。南側には、同断層帯に属する片貝断層もあるが、佐藤教授は「片貝断層が地下でどこまで延びているかは不明で、調査が必要だ」と話している。【須田桃子、西川拓】 毎日新聞 2007年7月28日 6時30分

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