世界最大の原発基地・柏崎刈羽原発を直下型地震が襲う!(9)/いつまで続く、後出し報告

いつまで続くか、後出しの報告。

新潟県中越沖地震での発電所状況
http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/chuetsu/index-j.html

<地震後の発電所の対応について>
画像 新潟県中越沖地震により、事務本館内のキャビネットなど什器類の倒れ、蛍光灯や天板の落下、ひび、ガラスの破損などの被害がありました。当時、発電所構内にいた所員および出所してきた所員は事務本館の外で体制を整備するとともに、関係機関への通報連絡・被害状況の確認などを行いました。その後、事務本館内の緊急時対策室の安全確認および復旧ができたため、本部を緊急時対策室に移しました。現在はこちらを中心として、被害状況の調査を進めております。

<設備の状況について>
画像 重要な設備がある格納容器内の機器の外観を目視点検した結果、損傷は確認されておりません。同様に、原子炉施設の耐震設計上重要であるAsクラス、Aクラスの機器に関しては、目視点検の結果、これまで損傷は確認されておりません。 一方、その他の設備は地震による影響で損傷を受けているものがあります。今後、応急処置と詳細な調査を進めてまいりますとともに、お知らせしてまいります。

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地震時の柏崎刈羽原発、核燃料プールの水が作業員2人に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070806it14.htm
 新潟県中越沖地震発生時に柏崎刈羽原発の使用済み核燃料プールの水があふれ出た問題で、東京電力は6日、当時、1号機のプールの近くにいた作業員2人が放射能を帯びたプールの水を浴びていたと発表した。
 また、1号機と6号機で、あふれた水で足元をぬらした作業員が数人いたという。放射能は基準値以下で、東電は「全員、健康への影響はない」としている。
 公表が3週間後と遅れた理由について、東電は「協力(下請け)企業を通してのヒアリングに時間がかかった」と釈明している。
 東電によると、1号機(定期点検中)で、水を浴びた2人は下請け企業の男性作業員。プール脇のフロアで制御棒の取り換え準備中、あふれ出した水が上半身や下半身にかかった。2人とも防水服を着て、頭部を覆うマスクを付けていたという。
 水は床を伝って、少し離れた場所にいた数人の作業員の靴や靴下をぬらし、肌に触れた人もいたという。
 同じく6号機(定期点検中)でも、水で靴下をぬらした作業員が数人いた。
 水を浴びた2人を含め全員が管理区域退出時の検査で、放射能が安全基準値(1平方センチあたり4ベクレル)を下回ったことから、東電は「体に放射性物質による汚染がない」と判断した。その後、体調を崩したり、病院で診察を受けたりした作業員はいないという。
 東電は地震発生時の作業員の動向を確認するため、7月26日から聞き取りを実施。発生時に放射線管理区域内にいたのは817人で、大半が下請け企業の作業員だった。うち52人は原子炉建屋内で天井クレーンの点検作業などをしていた。
(2007年8月6日21時41分 読売新聞)

柏崎原発の被災、東電が中央制御室の被害を過小報告
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070806it13.htm
 中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原発が被災した問題で、国の原子力安全委員会が現地調査した際に、東電が中央制御室内の被害の様子を実態より小さく報告していたことが6日、わかった。
 東電は、この過小報告に関する事実関係の確認と原因の調査を始めた。
 同委員会は地震3日後の7月19日、東邦夫委員長代理(元京大教授)と早田邦久委員(元日本原子力研究所理事)を現地に派遣し、原発の被災状況を調査した。
 その際、両委員は同原発6、7号機を集中制御する中央制御室を訪問し、地震の被害について尋ねた。応対した職員は「棚からマニュアル類が落ちただけ」と説明。制御室内はきれいに片付いており、被害はないように見えたという。
 ところが実際には、蛍光灯86本がカバーごと落下したほか、天井の板の一部が脱落し、避難路を示す非常灯もずれる被害などが出ていた。けが人はおらず、原発の制御にも影響はなかったが、東電は今月3日になってこの事実を詳しく公表。両委員は報道された内容を見て、初めて制御室内に被害があったことを知った。
 東電によると、当日、両委員に被災状況を説明したのは同原発ナンバー2のユニット所長。この時点では、ユニット所長は照明の落下などの被害を承知していなかったという。「決して隠したわけではなく、発電所内の情報共有が不十分だったのが原因」(広報部)としている。
(2007年8月6日23時50分 読売新聞)

柏崎原発で圧力容器開閉の機械から油漏れ…東電が発表
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070806ic24.htm
 東京電力は6日、中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発4、6号機で、原子炉圧力容器のふたの開閉に使う油圧式機械から油が漏れ、機械が使えなくなっていると発表した。
 6号機では天井クレーンの破損が3か所で見つかっており、原子炉内部の調査が遅れる可能性があるという。
 油漏れが見つかったのは、圧力容器のふたをボルトとナットで容器本体に取り付けるための機械で、1~7号機の各炉にある。6日午前、6号機の機械の下の床に、内蔵されている油圧用の機械油300リットルのうち、24リットルが漏れているのを作業員が発見。4号機でも200リットルが漏れていた。
(2007年8月6日23時41分 読売新聞)

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