三浦半島活断層群、地震発生確率が高まる

三浦半島活断層群、地震発生確率が高まる
< 2011年7月11日 19:08 >
http://www.news24.jp/articles/2011/07/11/07186214.html
 東日本大震災による大規模な地殻変動の影響で、新たに神奈川県内の活断層の地震の発生確率が高まったことがわかった。
 政府の地震調査委員会は、東日本大震災以降、東京都西部の立川断層や長野県の牛伏寺断層など3つの断層で、震災以前に比べて地震の発生確率が高まったと指摘していた。
 今回、新たに確率が高まったとされたのは、神奈川・三浦半島を東西に横切る「三浦半島活断層群」で、現在も地殻変動が続いていることが理由だという。想定されるマグニチュードは6.6以上で、今後30年以内に地震が発生する確率は6~11%と国内の活断層の中でも高い部類に入る。
 地震調査委員会は「国内ではどこで地震が起きてもおかしくないので、日頃から地震への備えを十分にしてほしい」と話している。

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東日本大震災 神奈川県内の活断層で大地震発生確率高まる 首都圏で最大震度7も
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00203255.html
画像 東日本大震災の余波で、神奈川県内の活断層で大地震の発生確率が高まった可能性があると発表された。最大震度7の揺れが首都圏を襲う可能性もある。
 みしみしと音を立てて割れる地面に、逃げ惑う人々。
 震災当日の3月11日、横浜市を襲った激しい揺れで、地面は陥没、トラックは傾き、ビルのガラスが割れて地面を直撃した。
 ところが、これ以上の強い地震が、首都圏で発生する可能性があると発表された。
 これまで政府の地震調査委員会は、震災後、3つの活断層で地震の発生確率が高くなっている可能性があると発表していたが、11日、新たに神奈川県の三浦半島断層群でも、確率が高くなっている可能性があると発表した。
 三浦半島断層群の中でも、地震発生確率が高いとされていたのが「武山断層帯」。
 三浦半島活断層調査会の浅見茂雄氏は「3つのプレートが、われわれの今立っている下にあります。その(プレートの)バランスの1カ所が、(震災で)スポーンと抜けたわけですから」と話した。
 武山断層帯で30年以内にマグニチュード6.6以上の地震が起きる確率は、6~11%だったが、震災後、それがさらに高まった可能性があるという。
 横須賀市で震度7、横浜市や東京都、千葉県の一部で震度6強が予想されている。
 想定される被害は、神奈川県だけで25万棟が全壊、死者は4,350人にのぼるとみられる。
 近所の人は、「(武山断層は)知らないです。今、初めて聞いた」、「かといって、何をどうすればいいか、わからないですからね...」と話した。
 さらに、地元の温泉の担当者は「温泉は、活断層があるがゆえに、温泉が出ると思うんですよ。断層がずれた場合には、温泉が止まるんじゃないかと、すごく心配しています」と話した。
 横須賀市では、以前から古い木造住宅の耐震診断と補強工事の費用を助成しているが、2010年は41件だった耐震診断が、2011年は6月末の時点で、66件と急増している。
神奈川県建築士事務所協会の中村輝守氏は「地震に対しては、まず調査・診断することが大事で、診断をしておけば、建物がどういう状況か、どうすればいいかとかがわかりますので」と話した。
 横須賀市が地元の自民党・小泉 進次郎議員は「すごく心配ですね。確率が上がったら、今までと違う対策をどうやってとるのか。行政の立場を超えて、一致団結して、何ができるのか考えてみたいと思います」と述べた。
 11日、地震調査委員会は、会見で「日本のどこで地震が起きてもおかしくないので、普段から(地震に)備える心構えが大事かと思います」と述べている。
(07/12 18:36)

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三浦半島断層群、将来の地震確率上昇か 政府調査委発表
http://www.asahi.com/science/update/0711/TKY201107110484.html
画像写真:三浦半島断層群の地図拡大三浦半島断層群の地図
 政府の地震調査委員会は11日、三浦半島断層群(神奈川県)について、東日本大震災の影響で、将来の地震の発生確率が高まる可能性があると発表した。確率が何%上がるという算定はしていない。
 調査委は、東日本大震災後の地殻変動で全国の主要な活断層で地震が起きやすくなったかを調べている。三浦半島断層群について、調査委は最大でマグニチュード6.7程度の地震が起きる可能性があり、30年以内に地震が発生する確率を今年1月現在で最大11%と見積もっていた。確率は全国の活断層のなかでも高いと位置づけられる。
 三浦半島断層群で地震が起きると、三浦半島や横浜市、鎌倉市、千葉県富津市で震度6強以上、東京都の一部も震度6弱の揺れに見舞われる恐れがある。
 阿部勝征委員長は「地震が起こる段階までの階段を1段上がったようなもの。全体で何段あるのかわからないが、備えが必要なことに変わりはない」と話した。
 調査委は6月に、双葉断層(宮城県、福島県)、立川断層帯(埼玉県、東京都)、糸魚川―静岡構造線活断層帯の牛伏寺断層(長野県)でも地震発生確率が高まる可能性があると発表している。(瀬川茂子)

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立川や福島原発近くの断層、地震の確率高まる
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110610-OYT1T00252.htm
 政府の地震調査委員会は9日、東日本大震災に伴う地殻変動によって、国内の主要活断層である立川断層帯(東京都、埼玉県)、双葉断層(宮城県、福島県)、糸魚川―静岡構造線活断層系の中部付近(長野県、山梨県)での地震発生確率が高まった可能性があると公表した。
 マグニチュード(M)9・0の東日本大震災では、日本列島を東西に引っ張る強い力が働き、その影響で陸域にある活断層への力のかかり方も変化した。同委員会が国内の106の主要活断層について、力のかかり方を解析した結果、3活断層に地震を起こしやすくする力が働いていることがわかったという。
 同委員会によるこれまでの長期評価(30年以内の地震発生確率)は、立川断層帯でM7・4程度の地震が0・5~2%、福島第一原子力発電所の北約30キロにある双葉断層でM6・8~7・5の地震が「ほぼ0%」、糸魚川―静岡構造線活断層系の中部付近でM8程度の地震が14%だった。同委員会では「発生確率がどのくらい上がったかはまだ不明だが、警戒が必要だ」としている。
(2011年6月10日10時11分 読売新聞)


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