南海トラフ地震 津波最大34M

6都県に20メートル超の津波 南海トラフで最大級の地震想定 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012033101001759.html
2012年3月31日 21時46分
 有識者会議が示した推計を公表する座長の阿部勝征東大名誉教授。右は中川防災相=31日午後、内閣府
写真
 東海沖から四国沖の海底にある溝状の「南海トラフ」で最大級の地震が起きた場合、関東から四国までの太平洋側の6都県23市町村で、満潮時の津波高が20メートル以上になる可能性があるとの推計を、内閣府の有識者会議が31日公表した。震度7の地域は10県153市町村に及ぶとしており、国や自治体は被害想定を見直し、今後の防災計画に役立てる方針。
 推計で津波高が最大になったのは高知県黒潮町の34・4メートルで、前回推計の14・1メートルの2倍以上。震度7の地域があるのは静岡、愛知、三重、兵庫、和歌山、徳島、香川、愛媛、高知、宮崎の10県。
(共同)

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南海トラフ地震予測、10県で震度7 津波最大34M
http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY201203310376.html
画像図:新たな震度分布拡大新たな震度分布
 内閣府が設けた有識者の検討会が31日、南海トラフ沿いの巨大地震について新たな想定をまとめた。震度7になりうる地域は10県153市町村に及び、面積で従来想定の23倍に拡大した。最大で34.4メートルの津波が考えられ、従来の想定にはなかった20メートル以上の津波が来る可能性がある地点は6都県23市町村に広がった。中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の立地地点では、建築中の防波壁の高さ18メートルを上回る想定だ。
 発表したのは「南海トラフの巨大地震モデル検討会」(座長・阿部勝征東大名誉教授)。地震の規模を示すマグニチュード(M)を最大で東日本大震災なみの9.1に設定。そのうえで、震度分布のモデルを検討した。強い揺れを起こす領域の仮定に応じて、震源からの距離で揺れが弱まることなども考慮に入れ、多くのパターンを試算した。
 すべてのパターンを通じた地点ごとの震度の最大値を組みあわせた震度分布では、震度6弱以上の恐れがある地域は24府県687市町村に及んだ。中央防災会議が2003年時点で出した想定(20府県350市町村)から、総面積は3.3倍に増加。震度6強以上になる地域も5.6倍に拡大した。

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「6強」地域倍増…東京湾北部地震の分布図公表
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120330-OYT1T00889.htm
画像 首都直下で発生が想定される東京湾北部地震(マグニチュード=M=7・3)の予測震度について、文部科学省の研究グループは30日、詳細な分布図付きで公表した。
 国内の揺れの尺度では最大の震度7が、東京都東部と神奈川県北東部の湾岸地域で予測された。震度6強の地域も従来の2倍近くに広がった。政府の中央防災会議の想定にはなかった結果で、国や自治体は防災対策の見直しを迫られそうだ。
 首都直下地震は18通りの発生領域が想定されており、このうち東京湾北部地震は、被害が最も甚大になるとみられる。研究グループは、最近判明した首都圏の地下構造を基に、この地震の発生領域の深さが従来想定より約10キロ浅い20~30キロのプレート境界にあるとして、予想される震度を計算した。
 その結果、震源が東京湾北部にある場合、震度7が都東部と神奈川県北部の湾岸地域で予測された。震度6強の地域は都東部、神奈川県北東部、千葉県西部、埼玉県南東部で予測され、面積も従来より2倍近くに広がった。震源が千葉県西部の場合や都北東部の場合でも、都の湾岸地域などで震度7が予想された。
 これとは別に、千葉県北西部の深さ30~40キロのプレート内部でM7・1の地震が発生した場合も計算。茨城県南部で震度7、同県南部や千葉県北部を中心に震度6強が予想された。
 震度分布図は、文科省のホームページ(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/)で公開された。
(2012年3月31日08時43分 読売新聞)

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