大飯原発の破砕帯、総点検を

関電が資料提出せず…断層活動の議論先送り
< 2012年7月4日 3:38 >
http://news24.jp/articles/2012/07/04/07208818.html
画像 大飯原発(福井・おおい町)の敷地の地下を通る断層の活動をめぐり、経産省の原子力安全・保安院は3日に行う予定だった議論を先送りした。「関西電力」が原発建設当時に撮影した断層の写真データを提出しなかったためで、保安院は次回の会合で早急に議論を始めたいとしている。
 今月、再起動した大飯原発3号機は週明けにもフル出力に達する見通し。

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大飯原発“破砕帯”の審議、急きょ延期!関電、資料見つけられず
2012.07.04
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120704/dms1207041221010-n1.htm

関西電力の大飯原子力発電所=福井県おおい町【拡大】

 経済産業省原子力安全・保安院は3日、専門家会議で予定していた関西電力大飯原発敷地内にある破砕帯の危険性についての審議を急きょ延期した。保安院が求めていた過去の調査資料を関電が発見できず、提出しなかったためだ。
 保安院によると延期を決めたのは今月1日。唐突な延期に、会議では委員から「全く理解できない」と厳しく批判する声が上がった。

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関電へ破砕帯掘削要請 大飯原発で調査の東洋大教授 福井
産経新聞 6月28日(木)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000015-san-l18
 東洋大社会学部の渡辺満久教授(変動地形学)が27日、再稼働準備中の関西電力大飯原子力発電所(おおい町)で現地調査を行い、タービン建屋などの直下を走る地盤の割れ目「破砕帯」について、構内3カ所の掘削調査を関電へ要請した。
 破砕帯をめぐっては、県原子力安全専門委員会が6月11日までに、大飯3、4号機と大飯1、2号機の間を走る破砕帯「F-6」を検討。経済産業省原子力安全・保安院の動かないとする評価を「妥当」と判断した。
 掘削調査では、破砕帯の直線上で、緊急車両が通る入り口近くの道路▽構内の背面道路▽海岸-3地点を要請。渡辺教授は「調べられる場所を指摘したが、数日で掘削できるため、再調査すべきだ」とした。
 一方、「関電は掘削調査の図面を南側のみ、国へ提供している」と指摘。北側の図面では、破砕帯がずれて岩盤を砕いた粘土層が割れ目に付着し、明らかに50センチ上にずれていることや、砂層の堆積(たいせき)後にずれて粘土層が混じったことなどがわかるという。
 渡辺教授は「私は何としても大飯原発を止めるべきとはいっていないが、活断層の専門家として安全とはいえない」と語った。
 この日、渡辺教授のほか、社民党首の福島瑞穂参議院議員ら国会議員5人も大飯原発の調査に同行した。

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大飯原発の破砕帯、総点検を 渡辺教授(東洋大)が講演 
(2012年6月21日午前7時04分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/35338.html

大飯原発周辺の破砕帯の総点検をすべきだと訴える渡辺教授=20日、福井市の福井県生活学習館

 関西電力大飯原発の敷地内を通る破砕帯20+ 件が活断層である可能性を指摘している渡辺満久東洋大教授(変動地形学)が20日、福井市の福井県生活学習館で講演した。同原発周辺の破砕帯を総点検する必要があると指摘。原子炉直下に活断層が見つかった場合は「土地のずれによる被害が避けられない。建設地としての根本的な欠陥であり、廃炉や移転の決断をすべきだ」と述べた。
 市民団体のサヨナラ原発福井ネットワークが主催し、県内を中心に約40人が訪れた。
 渡辺教授が着目するのは、大飯2号機と3号機の間の地下を通る「F6」と呼ばれる破砕帯20+ 件。岩盤と上部の地層が同様にずれた形跡があり、破砕面に粘土が付着している点から「典型的な活断層の構造だ」とし、国に地質の調査を求めた。調査に必要な期間については「数日で十分やれる」とも話した。
 原子炉直下も含めた他の破砕帯20+ 件に関しても早急に確認する必要があると指摘。土地のずれにより、耐震性とは無関係に被害が生じる恐れがあるとし「建屋には相当大きなダメージがあり、配管などが無事ですまないことが推定できる」とした。
 政府の再稼働の決定に対しては「最高レベルで安全性を判断したとは思えない」と強調。これまでの国の審査体制について「委員会にいるのは活断層の専門外である地震・地質研究者のみで、変動地形学の研究者が加わってこなかった」と問題点を挙げた。

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