「立川断層」横ずれ断層か 掘削調査

「立川」横ずれ断層か 大規模掘削 地震の頻度など調査へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013020702000134.html
2013年2月7日 朝刊

マグニチュード7級の首都直下地震を起こす可能性があるとされる立川断層帯の断層面(白線で囲んだ2カ所の帯状の部分)が東大などの掘削調査で確認された。推定より垂直に近い急角度だった=東京都武蔵村山市で 

画像 マグニチュード(M)7級の首都直下地震を起こす可能性があるとされる立川断層帯の活断層面が東京大などの大規模掘削調査で確認され、六日に東京都武蔵村山市の調査地で公開された。
 断層が確認されたのは東京都立川市と武蔵村山市にまたがる日産自動車村山工場の跡地。東西二百五十メートルにわたって幅三十メートル、深さ十メートルの溝を掘ったところ、多摩川に運ばれた砂利が堆積した三万~五万年前の地層の中に、団子状の粘土が挟まった地震活動の跡が見つかった。
 現れた断層は垂直に近い急角度で、従来想定されていた地層が上下方向にずれる「逆断層」ではなく、水平方向にずれる「横ずれ断層」である可能性があるという。東京大地震研究所の石山達也助教は「今回は断層がどこに存在するかを明確にするのが目的。地震の頻度などは今後の調査で情報を得たい」と説明する。
 掘削調査は二月中に終了するが、引き続き地盤を機械で振動させる人工地震による地下探査などで二〇一四年度まで集中的に調べ、どんな地震を起こす可能性があるかを予測する。
 立川断層帯は防災面で非常に重要だが、人口の密集地域にあるため大規模な調査が難しく、詳しい活動の様子は分かっていない。今回は工場跡を所有する宗教法人が掘削場所を提供した。
<立川断層帯> 埼玉県飯能市の名栗断層と、東京都青梅市から府中市までの立川断層からなる。全体の長さはおよそ33キロ。政府の地震調査委員会は今後30年間の地震発生確率を0・5~2%と推定するが、東日本大震災の影響で発生確率が高まったとされる。マグニチュード(M)7・4程度の地震を起こす可能性もあるとされる。

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立川断層帯 詳細な調査実施へ/直下型地震 首都圏
http://kurie.at.webry.info/201107/article_21.html
三浦半島活断層群、地震発生確率が高まる
http://kurie.at.webry.info/201107/article_21.html

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