病院休止の銚子市長選 元市長の返り咲き

元市長の野平氏返り咲き 病院休止の千葉・銚子
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009051701000193.html
2009年5月18日 00時20分
画像 千葉県銚子市立総合病院の休止問題で、岡野俊昭前市長(63)のリコール成立に伴う出直し市長選は17日投票、即日開票の結果、民間に委託する公設民営を主張する無所属の元市長野平匡邦氏(61)が、岡野氏、市民団体代表茂木薫氏(58)ら無所属5人を破り、2回目の当選を果たした。
 投票率は58・87%で前回(2006年7月)を1・74ポイント上回った。休止した病院をどう再開するかが最大の争点だった。今後は委託先の選定や医師確保が課題となる。
 市長選は、リコール運動を進めた「『何とかしよう銚子市政』市民の会」が茂木氏、元市議石上允康氏(63)、医師松井稔氏(45)の3人に分裂した上、失職した岡野氏の出馬で混戦になった。
 市民生活にとって切実な病院問題は、市長の座をめぐる「政争」に変質。嫌気が差した市民の支持が、官僚出身で行政手腕の期待される野平氏に集まったとみられる。
 3月の住民投票時の投票率は56・32%で、リコール賛成は2万958票、反対は約半分の1万1590票だった。
 語学塾経営高瀬博史氏(59)は支持が広がらなかった。
(共同)
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野平氏、病院「公設民営」で再開掲げ返り咲き…銚子市長選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090517-OYT1T00789.htm
 市立総合病院の休止を巡り、市長が失職したことに伴う千葉県銚子市の出直し市長選は17日、元市長の野平匡邦(のひらまさくに)さん(61)が返り咲いた。
 野平さんはかつて病院改革を目指したが、挫折。病院は休止から1年以内に再開できなければ廃院となる。再生に向けた取り組みは待ったなしだ。
 野平さんは当選確実となり、銚子市本城町の事務所で午後10時25分頃、「ありがとうございます。うれしいが、身を引き締めている。銚子は今、緊急事態だ。いさかいはやめる。(病院再開を)きっちりやる」と語り、支持者らと万歳した。
 選挙戦は、3月に行われた解職請求(リコール)の住民投票で失職した前市長の岡野俊昭さん(63)も出馬するなど6人が乱立。リコール派は住民投票で2万余りの解職への賛成票を得たが、4分裂して力を結集できなかった。
 また、リコール派の候補者が「公設公営」「独立行政法人」などでの病院運営をそれぞれ主張したのに対し、野平さんは診療と経営を分ける「公設民営」での再開を掲げた。
 さらに、後援会長に地元の医師会長を迎え入れ、県医師連盟の推薦を得るなど「医療界の支援」を前面に出し、早期の病院再開を望む市民の支持を得た。
 野平さんは市長時代、病院の赤字体質改善のために専門家を呼んで経営改革に着手しようとした。しかし、医師らに反発された苦い経験がある。医療法では1年以内に再開できないと廃院となるため、タイムリミットは9月末。野平さんは、「実績のある医療法人と交渉中。早期再開は可能だ」としている。
(2009年5月17日23時10分 読売新聞)

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