テーマ:科学

ラパマイシンが老化を遅らせる

 ラパマイシンは動物実験で老化を遅らせる効果があるとわかった。  抗生物質であるラパマイシンは、移植後の患者の免疫反応を抑制したり、ある種のガンの治療に使用されている。  人の60才に相当するマウスの600日で投与し始めても、著明な延命効果が見られた。老化のプロセスを延期しているというよりも腫瘍を停止させているのかもしれない。  …
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トマト・サプリで心臓病や脳卒中を予防/英国

 トマトから作られたサプリを毎日とると、心臓病や脳卒中を予防できる。  Aterononは地中海ダイエットの成分であるリコペンを含み、血管を閉塞させる悪玉LDLコレステロールを阻害する。  心臓病を持つ約150人に対する予備的な試験は、Aterononが血液中の有害な脂肪の酸化を8週間以内にほぼゼロに減らすことができることを示した。…
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深部脳刺激 専門家は慎重さを要請/米国医療事情

深部脳刺激 専門家は慎重さを要請  あまりに多くの疾患で深部脳刺激が試験されており、急速な拡大に専門家が警告を発している。1939-1951年に数千人の患者に施行されたロボトミー時代の誤りを繰り返さないようにと言う。  Emory大精神神経学教授Dr. Helen Maybergは、「精神医学における非常に悪い歴史がある」と言う。フ…
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社交性に関連する脳部位

 人がどれほど社交的であるかを決定するかもしれない脳部位を突き止めたと言う。暖かく感傷的な人は、目の直上の脳皮質と脳中心部の脳組織が大きい傾向がある。ケンブリッジ大の専門家は、チョコレートや性を楽しむことを可能にするのと同じ部位であるという。  自閉症や統合失調症など社会的交流が問題となる精神疾患に新たな視点をもたらす可能性がある。 …
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難航する汎用インフルエンザワクチンの開発

 幼児期の2回の麻疹ワクチンで人は一生病気から保護され、ポリオワクチンも4回の接種で同様の効果が得られるが、インフルエンザに関しては毎年のワクチン接種が必要であり、接種しても完全な予防とはとても言えない。  その理由はインフルエンザウイルスの急速な変異による。1つのタイプに免疫があっても変異した他のタイプの免疫は持たない。新種の豚イン…
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ナルコレプシーに免疫異常が関係/自己免疫疾患

 ナルコレプシーは、免疫系の歩兵部隊であるT細胞が脳の睡眠中枢の細胞を攻撃することから発症する可能性があるとする遺伝子的な証拠が発見されたという、スタンフォード大からの報告。  警告なしに突然の睡眠に襲われる病気であり、人によっては怒り・驚き・笑いなどの強い感情が筋力の即時消失を引き起こす「カタプレキシー」を経験することがある。  …
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猛烈な進化をとげる10個の遺伝子/インフルエンザウイルス

 数週間にわたり、Dr. Gavin Smith ら香港・アリゾナ・カリフォルニア・英国6人のインフルエンザ専門家が、新型豚インフルエンザがいつ、どのように進化したかを分析してきた。  最初のウイルスは先月末に分離されたが、スミス博士らはその最も最近の共通の祖先が6~11ヶ月前に存在していたと発表している。「レーダーの下にもぐっていた…
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新型の豚ウイルス流行、2月に警告 欧州の研究者ら

 豚は人と同じインフルエンザAウイルスサブタイプ(H1N1,H3N2,H1N2)に感染しやすい。豚と人のインフルエンザの歴史は密接に関連している。多くの豚インフルエンザウイルスは再組み替えの結果であり、それらの遺伝子は人・鳥・豚のウイルスの遺伝子から構成されている。豚の身体は、人と鳥の両方の遺伝子が形質交換してハイブリッドウイルスを形成…
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新型インフルエンザの起源/遺伝子解析 系統樹 豚インフルエンザ

 現在世界的流行となっているH1N1インフルエンザAウイルスの遺伝子解析結果は、すべての遺伝子セグメントが今まで見られた豚インフルエンザウイルスに最も近い関係にあることを示している。  数千人の科学者が参加し、異なるウイルス分離体から遺伝子解析が行われてきた。その起源についてはいくつかの疑問が提起される。インフルエンザAは8つのセグメ…
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なでられると気持ちが良くなることを伝える神経線維

 ユニリーバの科学者らのチームが、皮膚から気持ちの良さを伝える神経線維を特定した。4-5cm/秒という一定のスピードでなでられる必要があるという。触覚がどのように人間関係を維持するかに理解するのに役立つだろうという。  何年もの間科学者は、多くの人が苦しんでいるから、苦痛を解明しようとしてきた。末梢神経が傷害されるニューロパチーでは、…
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カロリーを燃やす脂肪細胞

 30年以上にわたり、科学者はカロリーを消費し熱を発生させて溶鉱炉のように働く褐色脂肪細胞に好奇心を注いできた。  暖かな状態を保つために効果的に震えることができない齧歯類は代わりに褐色脂肪細胞を使うが、あまりよく震えない人間の乳幼児もそうしている。しかし、震え反応ができるようになると必要なくなり、人が幼児期以降はに褐色脂肪細胞がなく…
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かゆいときにひっかくと痒みが止まるのはなぜか

 知覚を脳に送る脊髄神経細胞の活動を阻害することで、引っ掻くことが痒みを和らげる働きをしているという。ただし、痒みがある時にしか効果は出現しない。  引っ掻くことで痒みがなぜ和らぐのかのメカニズムは今までわかっていなかった。以前の研究で、脊髄にある脊髄視床路が重要な役割を果たしていることが示唆されていた。痒みを起こす物質が皮膚に作用す…
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心筋細胞も再生する

 心筋細胞は長い間再生しないと考えられてきたが、Karolinska研究所のDr. Jonas Frisenにより、心筋細胞は25才では年に約1%が入れ替わり、その率は歳とともに下がり75才では0.5%以下程度まで低下すると断定された。最終的には心筋細胞は生涯の内に約半分が入れ替わることになると計算される。  心筋細胞は新しく再生でき…
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脊髄電気刺激によるパーキンソン病の治療

 齧歯類の脊髄を電気刺激することによって、パーキンソン病の最も悪い徴候のいくつかが改善した。穏やかな電流が脊髄上と脳の中に流れている間、正常であるかのように、動物は、かごのまわりではね回る能力を取り戻す。  研究者は、深部脳刺激という直接的な刺激への代案となりうるだろうと言う。症状の強い患者の30%が治療の適応となる。脊髄刺激はより安…
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脳手術で肥満を治す/米国医療事情 脳深部刺激DBS

 キャロル・ポーは体重を減らすためにあらゆることを試みたが失敗し、最も根本的な治療である脳外科手術を受けた。減量のために脳深部刺激手術をうける米国で2人目である。  脳深部の飢えと満足感に具体的な行動をコントロールするとされる部位に刺激電極が挿入される。バッテリーパックを鎖骨のそばに埋め込み、刺激電極の繋がれる。2人の子持ちで身長5フ…
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ハーバード・メディカル・スクールの倫理的苦境/米国医療事情

 ハーバード・メディカル・スクールの最初の年の薬学クラスで、教授がコレステロール薬服用を推奨し、副作用について尋ねた学生を軽視するようにみえたため、Matt Zerdenは用心深くなった。オンラインで検索すると、教授はハーバード医学部のフルタイムメンバーであるだけでなく、5つのコレステロール薬メーカーを含む10の製薬会社の有給のコンサル…
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アルツハイマー病のアミロイド斑 星状細胞を介して広範囲の脳に影響

 米国の研究で、アルツハイマー病と関連するアミロイド斑は脳に対して従来考えられたより広範囲に及ぶ影響を及ぼす可能性がある。沈着物は神経細胞を傷害するが、さらに今回、脳のサポート役である星状細胞にも影響を及ぼしていることが示された。アミロイド斑は従来考えられたよりずっと複雑な影響を与えている。  星状細胞は脳にたくさんあり全容積の約半分…
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腫瘍成長阻害p53遺伝子の働きを切り替える/癌抑制遺伝子

 腫瘍の成長を阻害するp53遺伝子の働きを切り替える方法がわかり、細胞がガンから自身を守る方法の繋がりが解明されたという。シンガポールの科学者とダンディー大のチームによる研究成果である。  p53遺伝子は30年前に発見され、破損した細胞が自殺するか修復するかを命令して健康な体を保持するために重要な役割を果たす。ガンの半数はこの遺伝子が…
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ビタミンDが多発性硬化症関連遺伝子の制御を補助する

 ビタミンD欠乏と遺伝子がどう働いて多発性硬化症MSの発症リスクを増大させるかについての最初の研究報告である。  英国とカナダの研究チームがビタミンDが多発性硬化症MSのリスクを増大させる遺伝子を制御する手助けをしていることを発見した。妊娠中や小児期にビタミンDサプリを摂取することが予防につながる可能性を示唆している。  英国で85…
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FDA内部告発への報復か/米国医療事情 FDA 医療機器

 FDA当局により、申し立てに対して犯罪捜査のターゲットにされるかもしれないとして、危険性の高い医療機器を是認することを強制されたと言うFDA食品医薬品局の9人の異議申し立てをした科学者は月曜日に手紙をオバマ大統領に送った。  FDA犯罪捜査OCI班に対し、不正行為を冒したFDA管理者でなく科学者らを捜査するよう命じた可能性があり、報…
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MRIの解像度が1億倍に

 MRIの解像度がIBMチームにより1億倍にまで高められた。バクテリア、ウイルス、たんぱく質を見るのに十分に強力である。ナノ・スケールで複雑な3D構造を調べる能力を提供する。  非常に小さい磁気力を検出するmagnetic resonance force microscopy (MRFM)と呼ばれるテクニックによって可能になった。 …
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父親の遺伝子が子どもの性別を決める鍵となる

 数百年にわたる家系図研究により、男性の遺伝子が子どもの性別に役割を果たしているとのニューカッスル大の研究。男性に男の兄弟が多いと男の子が生まれる確率が高く、女の同胞が多いと女の子が生まれる確率が高い。女性に関してはそうした傾向は認めなかった。  北米と欧州の927家系、556,387人について1600年まで遡った調査研究。  第1…
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健康でも運動負荷で検査データは心臓発作を示す

 Dr. Wood らは、ボストンマラソンの参加者の前後で血液検査をしたところ、ほとんど全ての人が心臓発作を示す検査値上昇をみた。  イギリスのブルーネル大学で、Rob Shave らは9人の若者のトレドミルでマラソンと同じ距離を走らせて30分ごとに血液を調べたら、1-2時間後から全てにトロポニン増加がみられた。1時間でいったん低下し…
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長寿に関係する赤ワインの成分の働き

 赤ワインの成分であるレスベラトロールresveratrolが、どのようにマウスの健康状態や寿命を改善するかを理解するための、新たな知見が得られた。ハーバードのDr. David Sinclair らのグループが発表した。  resveratrolは染色体を健康的に保持する役割を持つsirtuinという蛋白を活性化することで、染色体の…
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アトピー性皮膚炎・湿疹の原因遺伝子

 湿疹やアトピーの原因は最近の研究で、皮膚の保湿作用をするフィラグリンという蛋白の遺伝子異常からおきているという。  慢性湿疹はアレルギー疾患であるとされてきたが、最近の遺伝研究から、湿疹の半数は皮膚のバリアが不完全あることからくるとわかった。  2006年にアーウィンマクレーン(スコットランドのダンディー大学の遺伝学者)とアランア…
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バイオックス研究のゴーストライター

 メルク社はベストセラー薬剤のために、数十の調査研究を立案し、著明な医師の名前を出版前にレポートに載せた。  2004年に心臓発作との関連で市場から撤退する前はベストセラー薬剤だった。昨年秋に数万の訴訟に対して会社は48億5000万ドルを支払い決着した。  メルク社はバイオックス販売促進のために数十の出版物で操作を行ったとされる。少…
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RNA干渉薬の効果に疑問

 最新の研究で、RNA干渉と呼ばれるバイオテクノロジーの最もホットな分野で疑問が提起。具体的な病気を起こす遺伝子の働きを止める方法である。バイオテクノロジー新興企業と製薬大企業は、このメカニズムを利用した薬剤の開発競争をしている。  しかしAmbati博士のチームの研究で、現在臨床試験中の薬剤の中に、遺伝子の働きを止めるのではなく…
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危険を嗅ぎ分ける

 私達の鼻は、危険と結びつく微妙な臭いの変化の学習能力に優れている。区別するのが難しい似通った臭いを電気ショックを与えられると容易に区別できるようになり、MRIスキャンで脳の臭い中枢の変化を確認できた。人の嗅覚が他の動物よりはるかに劣っているということではないようだ。悪い結果を避けるために必要なら嗅覚が鋭くなるだろう。 -------…
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6分間の短い眠りで記憶力が増す

 極短時間の居眠りでも記憶力が改善する。ドイツからの報告で、わずか6分でも良いという報告。  深睡眠に至らないと記憶処理が起こらないと言う説がある。これだけの短時間で記憶力が向上すると証明されたのは初めてである。寝入る瞬間に記憶プロセスが引き起こされる可能性を示唆するものである。 ------------------------…
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乳がん検診は歯科医で

 乳癌のチェックを歯科医が行えるような検査法を米国テキサス大で開発中である。唾液中の識別蛋白で早期診断が可能か臨床試験を計画中である。子宮頚癌を含め、唾液によるガン診断検査も開発中である。  30人の乳癌患者の唾液から、健康な人と区別可能な蛋白が49種類見つかり、良性と悪性の区別も可能であった。  女性と子どもは病院よりも歯科医を受…
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