テーマ:科学

妊婦の血液で胎児の性別を判別する

 妊婦の血液検査で胎児の性別がわかるという。血友病のような伴性遺伝障害の家族には羊水診断のようなリスクが避けられて価値があるかもしれない。しかし、両親が生まれてくる胎児の性を選別するのは倫理的に問題がある。  血液中の男性性染色体の小片を見つけ出す検査である。これが見つかれば胎児は男だとわかる。いくつかのヨーロッパの病院ではすでにce…
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自閉症では脳の表情認識部分の活動が低下

自閉症 脳の特定部分活動が低下 3月8日 6時30分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110308/k10014510921000.html  対人関係をうまく築けない自閉症の人は、相手の表情を認識する脳の特定の部分の活動が低下しているとする研究結果を浜松医科大学などのグループがまとめました。…
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マクロファージの活動を制御するスイッチとなる蛋白

 白血球が炎症を強めたり弱めたりするための「マスタスイッチ」として作動する蛋白質を見つけたという。  関節リウマチの多くの患者は腫瘍壊死因子(TNF)阻害剤として知られている薬剤により治療されるが、約30%の患者はこの薬剤に反応しないため、より効果的な治療オプションを至急開発する必要がある。  マクロファージが炎症を促進したり抑制し…
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多剤耐性遺伝子NDM-1の伝播拡大/多剤耐性菌

 細菌にたいして全ての抗生物質に抵抗できる力を与える遺伝子が迅速に広がっており、今後大きな問題となるだろうと言う。伝達可能な遺伝子片で遺伝子のメモリスティックのようなものである。高等生物と異なり、細菌はこうした遺伝子片を他の異種の細菌とも交換できる。その一つがNew Delhi metallobeta-lactamase 1 NDM-…
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薬剤開発のための新しいナショナルセンター立ち上げへ/米国医療事情 NIH

 米国政府は、NIHの諮問委員の推奨により薬剤開発のための新しいセンターを立ち上げる方針だという。見込みがあっても不確定の科学的知見を探ることを製薬会社ができなかったりしようとしないことを、新たなナショナルセンターでおこなう。NIHは今までこうしたことは行ってこなかった。  製薬会社は5,000の化合物から250を動物に使用してそのう…
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多発性硬化症の神経障害を修復する

 多発性硬化症MSの神経修復法を開発中である。  ケンブリッジとエジンバラ大研究者によるラットでの研究は、神経繊維を保護している髄鞘を再生するためにどのように幹細胞を助けたらよいかを見いだした。しかし、実際の治療法の開発には数年がかかるだろう。  MSは体の免疫系の異常で起こり、自らの髄鞘を攻撃することで発症する。英国には約10万人…
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医療産業との不透明な関係 医学論文と医学雑誌/米国医療事情

 月曜日に発表された研究によると、2007年に医療用品会社から高額のコンサルタント料を受け取った32人中25人は発表雑誌論文で会社との金銭的な関係を明らかにしていない。  2007年に100万ドル以上の支払いを受け、翌年1つ以上の雑誌論文を発表した32人の医師や研究者についての調査研究による。  医学雑誌編集者の国際委員会は、批判に…
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BPAが男性のテストステロンレベルを増加させる

 プラスチックに含まれる化学薬品が男性のテストステロンレベルを増加させると報告があった。ビスフェノールAが多い人は、テストステロンを上昇させる。レジスターのレシートにも全重量の3%のBPAが含まれているとの発表も最近あった。  研究では715人の成人の尿中BPAを調べた。1日あたりの平均BPA曝露量は5μg以上であった。男性では尿中の…
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アルツハイマー病治療薬開発への困難な道のり

 有望とされたアルツハイマー病治療薬の臨床試験での失敗は診断と治療の間のギャップが目立つ結果となった。イーライ・リリー社の薬剤が効果を示さなかったのは、患者の病気がすでに進行していたためではないだろうかということを示しただけではなく、薬が症状を悪化させた。服用量が多いほど症状は悪化しただけではなく、皮膚がんのリスクを増大させた。  ア…
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ルー・ゲーリッグはルー・ゲーリッグ病ではなく外傷性脳症か

 ヤンキースのルー・ゲーリッグが「地球上で最もラッキーな人間」と自ら表明してから71年がたち、名前がその後に病名になった疾患で死亡した運動選手有名人として確立している。しかし、神経病理学の主要な雑誌で発表された論文によれば、一般にルー・ゲーリック病として知られている筋萎縮側索硬化症ALSの診断を与えられたゲーリッグのようなスポーツ選手は…
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髄膜炎になりやすい遺伝子

 髄膜炎になりやすい遺伝子があるという。  細菌性髄膜炎になった人1,400人と健康な6,000人のDNAを比較したところ、免疫応答に関係した遺伝子ファミリーの差が感染しやすくなっているとわかった。ナイセリア菌性髄膜炎についての研究である。  以前にも同様の研究は行われたが、少人数のため結果が不明瞭だった。最新の研究では475人の髄…
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多発性硬化症の新たな実験的治療

 イタリアの血管外科医 パオロ・ザンボーニ博士によれば、多発性硬化症は脳からの血流が頸部と胸部の狭窄した静脈で妨げられて発病するとしている。塞がった静脈を一種の気球を使うことにより開くことで治療できると報告した。  この考え方は、多発性硬化症が免疫系の異常と炎症により起こるとする従来の説と全く異なる。  この治療法が有効とする確かな…
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卵子凍結保存を希望する女性たち

 30代後半の女性は理想の男性を捜し求めているので、卵子凍結保存を望んでいるという。  ベルギーでの研究によれば、半数の女性が凍結保存を望んでおり、1/3は不妊に対する「保険」のために凍結保存するという。  英国の別の研究では、多くの学生は母親になる前にキャリアに集中したいと考えている。約200人の学生の調査では医学学位を取ろうとし…
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医学論文ゴーストライターのさらなる規制を/米国医療事情

 薬剤について科学論文を発表するある種の高名な医師と製薬会社との関係はもっと明らかにされるべきだろうか?  新たな議会報告では、患者の治療決定に際し医師が根拠とする科学論文の完全さを保証するような追加対策をとるようにと、医学雑誌・医学校や国立予防衛生研究所に求めている。  木曜日に出された報告は上院財務委員会のアイオワ共和党Char…
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腸内細菌が体重を左右する

 人の腸内には10~100兆の微生物、主に細菌が住んでいる。食物から何カロリーを取り出すか、脂肪にするか燃やすかといったことに、他の臓器と同様に影響を及ぼしている。  マウスの腸内細菌と体重と代謝の間に重要な関連があるとわかった。人でも同様な関連があるようだ。  我々が食べた食物から最大のカロリーを引き出してくれる細菌は狩猟採集生活…
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科研費報告書 593人が未提出

科研費報告書 593人が未提出 6月21日 17時59分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100621/k10015253191000.html  独立行政法人の日本学術振興会から科研費=科学研究費補助金を交付された593人の研究者が提出が義務づけられている研究の報告書を長期間提出していなかっ…
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MRI脳スキャンはウソ発見器として使用可能だろうか?/fMRI

 法廷や保険業者、雇用者により悪用されるような脳スキャンを止めさせる対策が必要であると、専門家は警告している。  脳のある部分が発火することで人が嘘を言っているかどうかがわかるとする研究結果がいくつかでている。従業員を雇用する時に脳スキャンを使用する米国の会社があるが、米国の法廷では法的問題でこの検査を使用することは拒否している。プラ…
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βブロッカーが乳ガンの転移を抑える

 降圧剤βブロッカーが乳ガンの転移を抑える可能性があると、英国とドイツの共同研究からわかった。ガン細胞の転移を引きおこすホルモンを阻害する可能性がある。バルセロナでの欧州乳がんカンファレンスで発表された。  英国では毎年30,000人が乳ガンを発症するが、胸部に限局している場合は治療がしやすいが、転移すると難しくなる。転移のプロセスは…
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難治てんかんに脳深部刺激法DBSが有効

 スタンフォード大の研究によるとてんかんに対して脳深部刺激法DBSが有効であるという。薬物療法で効果不充分な110人の臨床試験で、13ヶ月後で41%が発作減少、2年後で56%が発作減少していた。  WHOによれば、てんかん患者は全世界に5000万人おり、今までの報告で1/3が抗てんかん薬で十分な効果が得られないという。 ------…
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腸内細菌叢は「第二の遺伝子」

 人の消化管には数百万個の遺伝子をもつ微生物が潜んでいる。いわば「第二の遺伝子」である。  病気によって腸内細菌はどのような影響を受けるのだろうか? ネイチャー誌に詳細な分析が載った。  基本的に人間は、「歩く細菌植民地」である。莫大な多様性があり、体内に人の遺伝子の約100倍の微生物遺伝子を持っており、人体細胞の約10倍の細菌細胞…
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昼寝をすると記憶力が高まる

 昼寝をすると記憶力が高まるという。  日中90分眠った場合、認知テストで良い結果を出せると、カリフォルニア大学バークレー校の研究結果が発表された。  最新の研究から、短期記憶のためには睡眠が必要である可能性が示された。脳の電気的活動を調べると、深睡眠ではなくステージⅡのnon-REM睡眠時に、海馬の一時記憶領域から前頭前野に記憶が…
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ツタンカーメンはマラリアで死亡

 ツタンカーメンは、稀な骨疾患に罹患後、マラリアで死亡したとする説が発表された。  19才のファラオのミイラから2年かけて血液とDNAを取り出して研究してきた。血液中にマラリア寄生虫の痕跡が見つかったという。1922年にハワードカーターが王家の谷でツタンカーメンの墓を発見して以来、なぜ若くして死んだかが謎であった。古代戦車から落下して…
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1人の女性の細胞が医学を変えた

1人の女性の細胞がいかにして医学を変えたか  Henrietta Lacksの細胞がポリオ・ガン・インフルエンザなど数々の研究に使用されてきた。  コロンビア大学の微生物学研究室で、最近100年で最も偉大な医学的進歩に貢献した細胞を使って Vincent Racaniello 教授は実験をしている。しかし、普通の細胞ではない。HeL…
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社会的地位と線条体ドーパミンが関連

 新たな研究によれば、社会的地位や社会的支持が脳内線条体のドーパミン受容体D2/D3密度と関連しているという。報酬や動機付けの主要な役割を果たしている。大きな社会的地位を得る人は線条体のドーパミン作用点が多いために人生に価値と刺激を得やすい可能性がある。  また、以前の研究では社会的地位の低い人は薬物乱用リスクが高いことが示唆されてい…
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女性にテストステロンを投与すると 公正で好意的となる

 女性に男性ホルモンのテストステロンを投与すると、より公正で好意的なゲームプレーヤーに変えられるという。  一回の投与で十分な効果が得られるが、投与したことに気づかなかった場合のみだという。気づいてしまうと貪欲で我が儘になってしまう。精神がホルモンに打ち勝てることを示唆している。テストステロンは反社会的な行動を引き起こすように思われて…
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インフルエンザ発症前診断法の開発/遺伝子指紋 米国

 症状が出現するずっと前、検査でウイルスを検出する前に、体内の免疫系は回転速度を上げる。デューク大の研究チームはいわゆる遺伝子指紋と呼ばれる、ウイルス性呼吸器感染と戦うために遺伝子が活性化され微妙な分子変化のパターンを示すことを発見した。ウイルスに暴露されて数時間後に病気になったかどうかを区別するRNAベースの指紋を見つけた。  軍隊…
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ウイルスが前立腺癌に関連

 動物でガンをおこすウイルスが人の前立腺癌に関連しているとしたことが証明された。  ユタ大・コロンビア大の医学研究者は200個の前立腺癌のうち27%でウイルスを発見した。それはより悪性の腫瘍と関連し、癌がない前立腺ではわずか6%に発見されたにすぎなかったと言う。この発見はワクチン治療の可能性を強くする。以前の研究で、宿主と異なる種の細…
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未熟児出生を引きおこす鍵となる蛋白質

 乳児死亡や障害の主要な原因である未熟産を鍵となる蛋白を阻害することで防止できる可能性があるとの研究。  母体感染は早産のトリガーとなるが、感染が些細なものでも女性によっては陣痛が早く始まってしまうという。mperial College Londonの研究者がこの反応を引きおこす蛋白質を分離可能だという。  未熟児出生により英国では…
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新たな肥満治療につながる発見/褐色脂肪細胞

 白色脂肪細胞を燃焼させて体熱に変える褐色脂肪細胞をどのように生成するかがわかり、新たな肥満治療への展開がはじまった。  褐色脂肪細胞の特徴的な遺伝子のスイッチとなる1組の蛋白を使い、マウスや人の皮膚細胞を褐色脂肪細胞に変化させることができた。  体温保持のため乳児は多くの褐色脂肪細胞を持っているが、2009年4月までは成人では褐色…
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ガン・ワクチン治療への希望

 前立腺ガン、黒色腫、リンパ腫の3つのガンワクチンは、薬剤承認にFDA食品医薬品局が要求する研究のいわゆるフェーズ3臨床試験において効果ありの結果を達成した。  5月29日-6月2日の米国臨床腫瘍学会の年次総会で、BiovaxIDと呼ばれる甲状腺濾胞腺癌リンパ腫に対するワクチンが化学療法後平均で複数年まで寛解状態を延期したことが報告さ…
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